西川は天才か?
よくメディアで、西川は天才という言われ方をする。数年前、鈴木誠也が言ったことから徐々にそれが定着してきた感がある。実際、普通のバッターが打てないようなボールをヒットにしたりして、ますます皆が納得してきた経緯がある。
しかし、打率を見るとそれほど高打率を残している訳ではない。昨年、規定打席には到達していないが打率0.309を残している。立派な成績ではあるが、天才というには全然物足りない。
すでに、プロに入って4年目の25歳である。天才なら、もっと良い成績を残してしかるべきである。イチローは、高校を出て3年目に0.385、4年目の22歳で0.342を残している。イチローは天才の中の天才であろうから比べるべくもないかもしれないが、天才というにはもう少し良い成績を残さないといけないだろう。
最近のバッティングを見ていても、甘いストレートなり甘い変化球はたいして打てない。たまに、地面すれすれのくそボールをバットに当てるし、それがたまにヒットになるので天才と言われるのであろう。ほんとの天才なら、甘いボールは高確率でヒットにして、誰も打てないようなボール気味の球をヒットして高打率を残すであろう。
そんなわけで、私は西川は天才でもなんでもないと思っている。